Dreams Never Come True

"メット5回ぶつけたり ブレーキランプ踏んだり

ア・イ・シ・テ・ル って伝えられるかな"

吉田美和は愛しい彼の背中を見て帰路に着き、未来予想図を夜空に浮かべる。

素敵だ、こんなことやってみたい。


さて、僕はというと。
未だ未来予想図は白紙のまま。
何がよくないのだろう?
色々考えすぎなのかもしれない。 

例えばこんな事を考える。

"ブレーキランプ5回て、それ何とでも解釈できるじゃん?"

ア・イ・シ・テ・ル

まあそういう解釈もありうる。

でも

ナ・カ・ビ・シ・ャ

と得意な将棋の戦法を伝えているとも。

ジ・ミ・ン・ト・ウ

と政治的な立場を表明しているとも取れる。

 

光の点滅に、一意な解釈などありうるのか?

考えてしまう。


あ、ある!

………モールス信号。

http://www.benricho.org/symbol/morse.html


ブレーキランプの長い点滅は1回で"ム"を表す。すなわち。

彼はこう伝えていたのだ。

 

"ム・ム・ム・ム・ム"

 

 

f:id:capsule4201:20170826071059j:plain


吉田美和が見た背中は愛しい彼。
僕の見た背中は川平慈英

この差である。
考え過ぎかもしれない。

しかし僕にだって未来予想図くらい描かせて欲しい。しかたないここに描こう。


---声が形を持ち始めた冬の夜、原付の後で彼女は僕の背中にしがみつく。今夜ばかりは寒さが温かい。

彼女の実家が少し遠くに見えたら原付を止める。ゆっくりと背中から離れる彼女に、僕は事前に印刷しておいたA4のモールス信号50音表を静かに渡す。

そして少しずつ離れていく彼女の背中を見つめる。予定調和的に彼女が振り返ったその時。

ブレーキランプの長さを絶妙に調整しながら、

長点滅,長点滅,短点滅,長点滅,長点滅,一拍
短点滅, 長点滅,一拍
長点滅,長点滅,短点滅,長点滅,短点滅,一拍
短点滅,長点滅,短点滅,長点滅,長点滅,一拍
長点滅,短点滅,長点滅,長点滅,短点滅

僕は暗闇の中で微笑み、彼女もきっと微笑み。僕は原付のペダルをゆっくりと踏み込み、夜の街に帰る。

 


キモ過ぎ。

 

本質は記号どうこうではないようだ。

モールス信号の変換表なんてなくても、吉田美和にとってブレーキランプはサインで。逆に伝わらないサインはサインですらなくて。

 

僕なんかはブレーキランプ踏むより、まず声を出すべきかもしれない。

0→∞

大学1年の頃、学校のプログラムで山形県庄内地方へ行った。プログラムの内容は、現地観光および大学所有の研究所見学、山伏体験をするというもの。今日はその山伏体験の話。

山伏とは特定の山に登って修行する修験道の行者の事だ。その体験ということで、僕を含めた参加者は全身白装束に着替えさせられ、山へと向かった。参加者には女性も含まれており、その白装束姿はかなりかわいい。山伏も悪くない。

さて山伏修行には滝行や断食という耳馴染みのあるものに始まり、火渡りや南蛮いぶしというマイナーなものまであった。

火渡りは火柱の上をジャンプして飛び越えるという大学生のやるチキンレースのようなもの。南蛮いぶしは閉めきったお堂に数十名が押し込まれ、唐辛子や蓮を焼いて出る煙の中で黙想するというもの。密室に充満した煙は眼球に刺さるは、肺を焼くはで、唐辛子が仕事しまくり。実質10分、体感60分の酸欠体験を経た僕は酸素が足りなくて、足りなくて。酸素に会いたくて、会いたくて。西野カナばりに体が震えた。

 

ところで余談だが、僕は西野カナの彼氏にだけはなりたくないなと思う。彼女が想いを綴った歌詞を介して、彼女の本音をひりひりと感じさせられそうだから。例えばMステなんかを見て、

「なんか、うちの彼女めっちゃ震えてるんですけど……最近なんかあったっけ…」

みたいに思いそう。疲れそう。

 

閑話休題
さて山伏体験の中でも特に印象深かったのは滝行だ。

あなたは滝行をやった事はあるだろうか?

あれ、すごいですよ。
煩悩抜け落ちまくり!!

 

滝に打たれて目を閉じる。

すると水と水のぶつかる音が聴覚を支配し始める。

さらに時間が経つと、なるほど、
体温が水温に馴染んでいく。

次第に自分の肉体と水の境界が曖昧になっていき、自分が自然の一部に飲み込まれていく。この時、人間≠自然という現代的なある種の自惚れが自分にあったなと考えたりした。

これはスピリチュアルな才能が全くない僕でも、五感を介して強制的に感じさせられた。非常に興味深い感覚だった。

 

 

 

さらに滝に晒されていると、煩悩が水に溶け込んで流れていくような感覚になる。自分の身にこびり付いたあれやこれやが少しずつ少しずつ剥がれていく感じ………

 

 

 


                              無

 

 

 


滝行が終わって、聖人君子となった僕。

緑で濾過された柔らかい陽の光に包まれる。

風が気持ちいい。

おはよう世界。

滝を仰ぎみようとした瞬間、視界の端で女性参加者達を捉えた。

 

 

 

                              ∞

 

 

 

びしょ濡れの白装束から黒い水着が透けていた。

煩悩爆発!!!!

めっちゃエロい。エロすぎ。すごい。これ。濡れるてのは視覚的にも、そしてメタファー的にも官能的だ。白から黒が透けるコントラストも美しい。最高。このエロさをなんと表現したらいいものかな………

おはよう世界。

 

0.3msの光景

何回目のデートで夜を共にすべきか? 

正しく歳を重ねた男性であれば一度はぶつかる壁だろう。相手の思想や経験値、自分との関係性や履歴など、多変数の方程式の解は無数。ケースバイケースだ。

幸か不幸か、僕はこのような壁にぶつかった事はないが、その存在ばかりは世から伝え訊いていた。そしてその壁の壊し方を見出したので、僭越ながらここにしたためる。世界からそんな壁がなくなることを願うばかりだ。

上記の複雑な方程式を正面から解くのは困難。ならばデート初日で夜を共にする。これが唯一解となるよう式を操作すればよい。

 

用意するものはウェストがゆるめのスウェットだけ、これをデート初日に履いていく。そしてやるべき事も簡単。デート中、スウェットのゴムに手をかけて、高速でちんちんを出し、隠す。これを繰り返す。

当然、公衆の面前であるし、彼女の気分を害すのもNG。周囲にも彼女にもバレないほどに高速にする必要がある。0.3ミリ秒ほどが理想的だ。

 

例えば、こんなカンジ↓

自分「ごめん、待った?」
彼女「今きたとこ」
自分「よかった。あれ、髪切った?(ちんちんを出す、隠す)」
彼女「切ったよ、でも1ヶ月前くらい」
自分「あー、じゃあ先週あった時は…」
彼女「もう切ってたね」
自分「(頭を掻く)なるほどねー、、(ちんちんを出す、隠す)。とりあえず、行こっか。腹減ってる?」

こんな感じでいけば。自然とデートの初日の夜にヤる事となる。

なんにせよ高速でちんちんを出し、隠すのだ。

 

 

 

 


サブリミナル効果

 

 

 

 

f:id:capsule4201:20170627200759g:plain


ー1957年9月、ニュージャージー州フォトーリーのとある映画館で「ピクニック」という作品が上映されていた。喜ばしい事にこの上映時間中のポップコーンの売上は通常の57%増を記録した。

映画館がその収益の大部分をポップコーンの売上に依存しているというのは有名な話だ。当然、映画館の支配人はこの報せを聴いてにやけた。

そして報せを聴いてほくそ笑んだ男がもう1人、ジェームズ・ヴィカリ。ただ彼は映画館の経営者でなければ、ポップコーンの売り子でもなかった。しかし彼が笑うのは当然だった。彼こそ観客達にポップコーンを買うようにメッセージを出した張本人なのだから。

不思議な事に観客達はヴィカリはおろかメッセージの存在すらつゆとも知らないと答えた。しかし彼らは上映中に「Eat Popcorn」という文字列をしっかりと"見て"いたのだ。ただし5分に1回0.3msだけ…。

0.3msほどの短い光刺激は視覚野にのぼっても、認知にはのぼらない。映画館での実験によりヴィカリはその情報が心理的な作用を持ちうる事を示したのだった。

 

…だからちんちんを0.3ms見せるのだ。
先ほどまで首を傾げていた貴方も、今やその首を縦に振らざる負えない。認知にはのぼらない我々のちんちんは、しかし彼女の欲望にはきっと働きかける。

こうしてデート初夜、あなたはベッドの上でほくそ笑むジェームズ・ヴィカリとなるのだ。

 

Peace.


P.S. ヴィカリの実験はガセて説もあります

奴隷の夢

あなたは合コンをしたことがあるだろうか?

 

したことがあるとして。勝っただろうか?

合コンで勝ちたい、多くの人が願うことだろう。

 

勝利には然るべき理由がある.逆もまた然りである。

 

Q.では勝つためには何が必要か? 

A.環境構築。

  

合コンは相対評価である。

 

例えば小栗旬を連れにしようものなら小栗旬に全部持っていかれるに決まっている。小栗旬よりも魅力的に振る舞うことができるはずもない。

 

あなたはレンタルおじさんというサービスをご存知だろうか?

 http://ossanrental.thebase.in

1時間1000円でおじさんを借りられる。

部屋の掃除や人生相談、など何でも幅広く対応してくれる。

 

つまり。

 f:id:capsule4201:20170618173805j:plain

 

おじさんと一緒に合コンすれば僕はモテる 

いくら彼女のできたことのない僕であっても、おじさんには勝てる。

 

というわけで今回僕+JD3人+おじさん2人という構成の合コンを行なった↑

 

当日、人生で初めて合コンをセッティングした僕は気合い十分に「合コン 渋谷 オススメ」に向かった。店につき、現地集合のおじさん達と合流した。

JDはいい感じ。おじさんもいい感じ。さあ宴の始まりだ。

 

会が始まるとまず自己紹介タイムに入る。各々年齢と異性へのアピールポイントをプレゼンして貰った。JDが小慣れた様子で自己紹介を終えると、注目のおじさんの番である。

 

おじさん1「46歳です。女性を楽しませるためにどこでも連れて行きます。」

 

誠実で大人の余裕を感じさせるアピールだ。しかも内容とは裏腹に、自己紹介の慣れていない感じもおじさんならではの可愛らしさが滲んでいて、かなり美味しい。

 

おじさん2「48歳です。楽器ができます。あそこにおいてあるバイオリンもご希望があれば弾けます」

 

合コンの会場は生バンドの演奏を聴きながらイタリアンを楽しむワインバーだった。なんとおじさんはそのセッションに参加できると言うのだ。

これには僕含めて女性陣も心をガッチリ掴まれていた。

 

僕はというと童貞色を散りばめたアピールにより女性陣の心を掴むことに失敗。

スタートで出遅れてしまった。

 

そこから30分ほどフリートークを愉しんだ。

ここで分かったおじさんのトーク力たるや!

経験が豊富だからエピソードを語るのもうまい、

逆に柔らかい受け答えで話を聴くのもうまい。

最強。

 

時間が終わりに近づいたので合コンらしいゲームをしてみようと提案した。

 

「愛してるゲーム」

時計回りと反時計回り任意の向きの隣席に愛を囁ぬく、これをどんどん繋げていく。誰かを照れさせたら勝利という頭の弱いゲーム。

 

やってみた。

 

f:id:capsule4201:20170617143522j:plain

 

おじさんがJDと愛を囁き合う時間。

混沌。

これが見たくてこの企画をやっていたようなものだ。

 

僕はというと、

 

f:id:capsule4201:20170618173836j:plain

 

おじさん1「愛してる」

僕「愛してる」

おじさん1「愛してる」

僕「愛してる」

おじさん1「愛してる」

 

おじさんとの愛を確認することに疲れた僕は、

時計の針を逆向きに回した。

 

僕「愛してる」

おじさん2「愛してる」

僕「愛してる」

おじさん2「愛してる」

僕「愛してる」

おじさん2「愛してる」

 

盲点。

このゲーム、当時左右をおじさんに囲まれた僕にとっては虚無。

しかしこうなったらおじさんを本気で落とすしかない。

必死に口説こうと試みるがおじさんは微動だにしない。

にっちもさっちもいかなくなった僕は、

 

f:id:capsule4201:20170618173921j:plain

 

人生で初めてそしておそらく最後

おじさんの耳にキスをする事になるとは。

 

このゲーム、僕はおじさんの耳の柔らかさのみを知って終わった。

 

あ、あと

 

f:id:capsule4201:20170617143851j:plain

 

おじさんにおじさんをじっくり口説かせるのも意味分かんなくてよかったですね。

 

時間も残り5分と近づいたので最後の質問。

彼氏・セフレ・奴隷にするなら?という質問を女性3人に聞いた。

彼氏だと思う人の手を握って貰う。

 

結果、

1人目

 f:id:capsule4201:20170618173818j:plain

2人目

 f:id:capsule4201:20170618173811j:plain

3人目 

f:id:capsule4201:20170618174721j:plain

 

おじさま達の手が取られる。

 

f:id:capsule4201:20170617132658j:plain

 

行き場を失った手の温もりを

 

f:id:capsule4201:20170617133012j:plain

 

僕はそっと握りしめた。

 

奴隷3票を集めた僕はシュードラ

いやさらにその下、不可触民か。

 

勝利には然るべき理由があり.逆もまた然りである.

  

25年間、怠惰に逃げ、経験値を詰まなかった男と

50年間、人生経験を積んだ包容力の権化たるおじさま方

その魅力の差は歴然。

 

おじさんのトークはめっちゃ面白いし、こちらの話を聴くのもうまいし、優しい。

 

魅力的なおじさんになりてぇ…そんな夢を見た。

 

まずはこのカーストを登ろう

 

 

 

 

-edならば過去の話

突然だが、王貞治の名言を借りよう。

 

「敵と戦う時間は短い。自分との戦いこそが明暗を分ける」

 

男はみな戦士。戦う生き物だ。

自分との戦いを日常の中で繰り返す、その先に他者との実戦がある。

つまり己の欲に負けずオナ禁をする。そしてその先の他者との"実戦"に備える。

 

1mmの飛躍もないこのロジックは、22の僕を5週間に及ぶオナ禁チャレンジへと駆り立てた。男性の脳細胞ならその困難さを容易く理解するだろう。

 

始めて1週間は定期的に欲の波が訪れた。溺れそうになるが、己をギリギリで制する。この繰り返し。この期間が非常につらい。最大の難所と言える。

だが面白い事に、1週間を超えると性欲が乾いていき、己を制するのが楽になり始めていた。

そして1ヶ月経つと驚くべき変化が訪れる。性欲はほぼ無になり、さらに食欲すらも減退していた。

 

f:id:capsule4201:20170606033252j:plain

 

欲砂漠。

 

それから僕はさらに1週間ほど砂漠を彷徨った。

もはや禁という言葉すら忘れ、僕の身体は砂漠での生活を受け入れていた。

 

ふと我に返った僕の頭をよぎるカッコいい横文字…

Erectile Dysfunction

それは雄としての死を意味する。

荒涼とした砂漠で戦士は刀を手放そうとしていた。

戦地に一度も立たぬままに、勃たぬままに…。

 

最悪のシナリオだ。

「このままでは、いけない!」

焦って前立腺に呼びかけた。長澤まさみの声がした。

 

すると歓喜

砂漠に雨が降った。

よかった……まだ終わってはいなかった…。

どうやら己との戦い方を間違っていたようだった。

そして僕はこんな馬鹿な真似は2度と止めようと誓ったのだった。

 

それは過去の話。

 

しかしなお急がねば、刀が錆びる前に戦地へ……。

貞操治療。

 

P.S. 「敵と戦う時間は短い。」それまた良くない。

哲学者とギャル

早過ぎた夏、リネンのシャツに素肌から脇汗が滲んでいる。外界から空間を切り取るように効きすぎた冷房が、張り詰めた空気を演出するかのようだ。

??「高名な哲学者に憧れる渋谷のギャルです」

問いかけに対して回答がなされると小さな笑いが起こり、部屋の空気は僅かに熱を帯びた。

 

f:id:capsule4201:20170530172621j:plain 

 

突然だが、高名な哲学者と渋谷のギャル、どちらが幸せだろうか?

例えば、

高名な哲学者は幸せとは何かを思索し続けた末に、若くして人生に絶望して自殺したとする。

一方で渋谷のギャルは毎日めちゃくちゃエッチをする、そのうち子供ができて、ありふれた家庭を気付き、子供達に看取られながら生涯を閉じるとする。

 

ギャルのが幸せじゃね?と思う。

コスパのみを考えれば、幸せの閾値を下げるに越したことはない。
ポテトチップスは美味しい、寝ることは気持ちよい、エロいことはエロい。
ここまで閾値を下げるとまあ幸せになれる。

そんなかんじで、自堕落な僕は割と渋谷のギャルである。

しかし僕の周囲にはより高次の幸せを求める知人達がいる。自分の自分による自分のための努力をしている人とか。こういう仕事がしたいて真剣に言ってるぽい人とか。損なのに信念みたいなの曲げないみたいな人とか。

高度な生物だなあと思う。そう言ったある意味コスパの悪い、しかしどうやら意義深げな生き方に憧れたりもする。

しかし僕はそうはなれない。
毎日、ポテチを食って寝て起きたらしこってポテチを買いに行く。

そんな僕も今日は珍しく将来のために就活なんかをして、珍しく価値観なんかを語ったりしたという話。


面接官「君にとって幸せて何?」

僕「私は高名な哲学者に憧れる渋谷のギャルです。というのは………」

 

 

 

P.S. 質問の意図から外れたけど、空気和んだからひとまず良しとします…

部屋と胆嚢と私。

半年前、母が手術した。何も重たい病気とかではなく、だからこれから話すのも笑い話。母は胆嚢にコレステロールの塊が石のように溜まっていたらしく、これが腹痛の原因になっていた。”胆嚢は胆汁を貯めるだけの袋”と小学校の理科でも習った通りで、やはりその機能はさして重要ではなく、ただ切除すれば解決とのことだった。

 

手術当日、家族代表として立ち会った僕は手術が始まると、4畳ほどの誰もいない部屋に通された。3時間ほど待つと執刀医がポーチ大の箱を持って静かに入ってきた。

 

医師「手術は無事成功です。」

僕「ありがとうございます」

医師「それでこれが…」

僕「…」

医師「お母さんの胆嚢です」

僕「…!」

 

知ってましたか?最近(?)は手術後に切除した臓器を親族に見せるらしい。そのシステムを知らなかった僕は、期せずして見た母の胆嚢にどうコメントしていいか分からず。親の臓器にかける適切なコメント、ご存知の方いたら後学のために教えて頂きたい。

 

この時、この空間はなんだろう?

部屋と胆嚢と私。と医師。

1人で勝手に可笑しくなってしまった。シュールという言葉を安易に使いたくはないが、これはそれだった。

 

さてこの状況のヤバさをどう説明したら良いか分かったので、このたび記事にしようと思い立った。言わずもがな僕も母親のお腹から生まれてきた訳だ。

 

つまり、こういう事↓

 

------------------------------------------------------------------------------------------------

 ある日、街中を歩いていると前から見覚えのある顔。

 

僕「あれ?あなたもしかして…」

??「…」

僕「20年前マンションでお隣だった…」

 

近づいてみると、やはり。歳を重ねてもなお残る面影。

 

??「……」

僕「…胆嚢さんですよね!!?」

------------------------------------------------------------------------------------------------

 

…こういうヤバさがあそこにあった。

 

僕「…お元気ですか?」

??「あのマンションね。部屋にゴミ溜め込み過ぎて、クレームでたから強制退去よ」

 

彼はそう言って去っていった。